2017年8月30日水曜日

即興×教育に関する小さな事典を作ります☆

事典の主な内容は以下の3つを予定しています☘

(1)ポリフォニック・リーディング
(2)即興と遊びの要素を含んだゲーム
(3)ゼロから始める即興ピアノWS

私が好きなものを、好きな理由と一緒に、1つ1つ書きとめてゆきます。

だから、すべてを網羅するような「大事典」には、きっとなりません。

たくさんのゲームを知りたい方は、関連文献・リンク集をご笑覧ください☆

極私的な事典ではありますが、ご愛顧のほどよろしくお願い致します❣

編者氏名
井谷信彦(ITANI Nobuhiko)

所属etc.
武庫川女子大学文学部教育学科講師 博士(教育学)

Blog
遊問学問 即興×教育をめぐる理論と実践

専門分野
臨床教育学/教育人間学

研究課題
テーマ 即興×教育

課題1.目的-手段関係に基づく教育学の視座の転換――――哲学研究
課題2.教育者の即興性を育む学びをめぐる理論構築――――基礎研究
課題3.遊び心が活きる授業・WSのデザイン―――――――実践研究

連絡先
itani☆mukogawa-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください)

2017年4月29日土曜日

Hiko’s Piano Improvisation Workshop Week 27

Date: Apr/29/2017
Title: Spring in the Grove of the Shrine
Style: Improvisation
Theme: Two hands sometimes overlap each other.
Rule: Play like the blues.



April flew away but I finally found half an hour left for recording. When I'm playing the piano, I always feel free, liberated from everyday concerns. It's like a walk through the grove of the shrine.

ゼロから始める即興ピアノワークショップ Week 27

収録 2017年4月29日(土)
曲名 社叢の春
方法 即興演奏
課題 右手と左手を重ねてみる
設定 ブルース「ぽい」コード進行



これは名演かも⁉︎と、思わず不遜な妄想を抱いてしまう、世間知らずならではの幸福——これもまた、「ゼロから始める」の、大きな魅力かもしれません。

息つく暇もなかった四月の終わり、ぽっかり空いたスキマ時間に。ピアノを弾いていると、日常のあれこれから解き放たれて、心も体も自由になれます。

2016年11月19日土曜日

Hiko’s Piano Improvisation Workshop Week 4

Date: Nov/19/2016
Title: A Walk on the Pavement
Style: Improvisation
Theme: Learn the most simple chord progression.
Rule: Left hand repeats I-IV-V-I progression in C.

ゼロから始める即興ピアノワークショップ Week 4

収録 2016年11月19日(土)
曲名 A Walk on the Pavement(舗装道路)
方法 即興演奏
課題 C-F-Gのコード進行を正確に反復する
設定 左手はC-F-Gの三和音を繰り返すこと



「ゼロから始める」第3週は安い絶望と共に幕を開けました。「ドミソ」の三和音が弾けないことに唖然!(笑)文字通りまったく弾けなかったのです。第4週はほとんど稽古時間を取ることができず。とはいえ和音の進行は目に見えて滑らかに。練習すればしたぶんだけ上達するのが「ゼロから」の好いところです! ただ、録音となると初心者のくせに硬くなって、即興の好さが8割減になるのが情けない。自戒を込めて曲名を「舗装道路」と付けました(笑)

2003年10月4日土曜日

なまえ de ギフト

形態=ペア / 人数=数名~数十名 / 典拠=オリジナル

◆手  順◆
1.モノ(人形、オモチャ、筆記用具など)を持った2人が、向かいあわせに立つ。
2.お互いに「自分の名前」→「相手の名前」の順番で名前を呼びあう。
3.2人の関係にあわせて、何かひとこと付け加えながら、持っているものを交換。
(例)太郎「太郎、花子」→花子「花子、太郎」→太郎・花子「初めまして」
4.別のパートナーを見つけて、おなじように1~3をおこなう。

◆概  説◆
「ミーティング&グリーティング」の握手を、「モノの交換」に置き換えた遊びです。身体に触れること/触れられることに抵抗がある場合、モノをあいだに挟むことで抵抗が和らぐことが多くあります。モノを交換することでエネルギーが循環するほか、モノを話題にして会話が弾むことも珍しくありません。

2003年9月6日土曜日

以心伝心

形態=ペア or 円陣 / 人数=2名~数名 / 典拠=丹嶺学苑研修+

◆手  順◆
1.2人(または数名)が向かいあって、テレパシーを使って相談をする。
2.言葉はもちろん、ジェスチャー、口パク、顔の表情なども使ってはいけない。
3.相談内容は「キツネかタヌキかを決める」のように単純なもの。
4.相談時間は10秒。お互いに無言で向かいあって、テレパシーで意見交換。
5.相談が終わったら、「せ~の!」で同時に、決めた言葉を言いあう。

◆アレンジ◆
A. まばたきのみ使ってよい、まゆげのみ動かしてよい、手拍子をしてもよい etc.
B. 「せ~の!」で言葉を言う代わりに、ポーズを取ったり、口パクで伝えたり。

◆概  説◆
「誰もが平等に失敗することのできる遊び」という鈴木聡之氏の評は、このゲームのもつ魅力を的確にあらわしていると思います。「キツネかタヌキか」のところを人名や英単語などに置き換えれば、教科学習の導入や復習としても手軽に用いることができます。

2003年9月3日水曜日

即興群読

◆手  順◆
1.一人ひとりが、読みたいときに、読みたいところを、読みたいように読む。
2.誰が、いつ、どこから、どこまで、どのように読んでも構わない。
3.誰かが読み始めたときから始まり、誰も読まなくなったときに終わる。

◆概  説◆
一人ひとりが読みたいように読みながら、互いの こえ が重なりあうことで生まれる、独特の美しさや面白さを味わいます。ほかの人の読む こえ に影響を受けるのも、受けないのも、一人ひとりに委ねられます。一人ひとり異なるからこそ生まれる響きや、即興ならではの思いがけない調和と不調和には、読むたびに異なる不思議な味わいがあります。

2003年9月2日火曜日

なまえ de 手拍子

形態=円陣 / 人数=数名~数十名 / 典拠=オリジナル

◆手  順◆
1.テーマにあわせて一人ひとり手拍子の数を決める
(例)夏が好きなら3回、嫌いなら1回、あいだなら2回 etc.
2.リード役Aが手拍子をして自分の名前をいう
※手拍子のリズム、テンポ、大きさなどはすべて任意
3.ほかの人も同じように手拍子をしてAの名前を呼ぶ
4.以下、リード役を交代しながら同様に進めていく

◆概  説◆
手軽にお互いの「いまここ」を知りあうことができる遊びです。手拍子のリズムやテンポなどから、一人ひとりの「らしさ」もかいま見えます。何度も手拍子をしているうちに、いつのまにか楽しくなってくるところも、私が好きな理由の1つです。

2003年9月1日月曜日

スロー・イン

◆手  順◆
1.リード役は、題材を最初から最後まで通して、ゆっくり間を取りながら読む。
2.リード役以外は、任意の箇所に、「わたしの一節」を投げ入れるように読む。
※投げ入れる場所、回数、読みかたなどすべて任意。
3.2回目以降は、「わたしの一節」以外の言葉を投げ入れてもOK、としても面白い。
4.読んで/聞いてみた感想を全体で共有

◆概  説◆
リード役の朗読の任意の箇所に、自分の読みたい一節を投げ入れます。無理にほかの人の読みかたにあわせるのではなく、自分が読みたいように読むことを大事にします。一人ひとりの読みの「違い」から生まれる響きにフォーカスをおきます。リード役による「型」があることで安心でき、自由に読めるという人も多いようです。

2003年8月31日日曜日

わたしの一節

◆手  順◆
1.一人ひとりが題材のなかの任意の一節を選ぶ
※選ぶ基準は、好き、大事、印象深い、面白い etc.
2.選んだ一節をどのように読みたいかを考える
3.選んだ一節の朗読をお互いに聞きあう
※なぜそのように読んだのか理由を聞くこともある
4.読んで/聞いてみた感想を全体で共有

◆概  説◆
こだわりの一節を決め、読みかたを考えて、お互いに聞きあいます。短い一節に絞って読むことにより、一人ひとりの感覚の「違い」が明確になってきます。誰の読みが正解かを決めるのではなく、お互いの「違い」にフォーカスをおきます。このときの体験が、即興の群読に臨むさいの、大切な土台ともなります。

2003年8月30日土曜日

小さな朗読会

◆手  順◆
1.ペアになってお互いの朗読を聞きあう
2.朗読の感想(≠評価)を伝えあう
3.読んで/聞いてみた感想を全体で共有

◆概  説◆
ペアでお互いの朗読を聞きあいます。指示された通りに読むのではなく、「読みたいように」読む感覚を大事にします。上手・下手ではなく、読んでいるとき/聞いているときの自分の感覚に、フォーカスをおきます。このことが、一人ひとりに固有の「読み」へと感覚を開く、最初のステップにもなります。